地域連携による自然資源の活用提案 ~森とひとの持続的な共生方法と間伐材の有効活用~(建築学部 齊藤哲也)

地域連携による自然資源の活用提案
~森とひとの持続的な共生方法と間伐材の有効活用~

整理番号:2016-088


研究者名: 齊藤 哲也(Tetsuya Saito)
所  属: 建築学部 建築学科 教授
専門分野:建築意匠・歴史、都市デザイン
キーワード:歴史的建造物・産業土木遺産の再生活用、地域活性化、まちのデザイン

研究概要

都市近郊の森林の自然環境を保全・整備・運営するに当たり、地域と連携しながら、人々の森林資源への関心が持続するような方法も視野に入れ、社会との結びつきを考えている。青梅市の依頼により、森林とひととの持続的な共生方法と間伐材を有効活用する方法を提案したので、その一部を紹介する。

  • 青梅市永山公園の永山北部丘陵を実地調査を実施
  • 持続的な共生方法及び間伐材有効利用の検討
  • 青梅市役所でのプレゼンテーション地域住民を対象に、プロダクト・家具・アスレチック・建築・市民参加イベントの5項目を提案

図 間伐材有効利用への提案の例
上:オウメノヒカリ(好きな形に変えられる)
下:森の個室(円い空間の中でくつろぐ)

写真 青梅の森実地調査、間伐材の有効利用の検討、青梅市役所へのプレゼンテーションの風景

応用例・用途

  • 都市近郊の森の自然環境を保全するとともに、市民の散策の場を提供することが可能となる。
  • 間伐材を有効利用することで、森への関心を高めることが可能となる。