日野の冬フェスタ:市民・役所・学生のつながり~地域で作るイルミネーション空間~(建築学部 高橋彰子)

日野の冬フェスタ:市民・役所・学生のつながり
~地域で作るイルミネーション空間~

整理番号:2016-089


研究者名: 高橋 彰子(Akiko Takahashi)
所  属: 建築学部 建築学科 准教授
専門分野:建築設計、インテリアデザイン
キーワード:快適な住まい・空間、身体性、空間デザイン、地域連携、設計教育

研究概要

日野の冬フェスタは2015年12月で10回目を迎えました。毎年、地域のこども・企業・学生がそれぞれ創意工夫を凝らしてイルミネーションを作成していますが、その中でも明星大学は中心的な役割を果たしております。私たちの研究室の3年生が中心となり、デザイン・製作・設営の全工程を行っており、学生にとっては、初めて
社会に対して自らのデザインを提示できる貴重な機会となっています。
地域の子供たちが大喜びでイルミネーションの周囲を駆け回る様子を目の当たりにし、デザインが人の行為や感情に与える影響を実体験することで、設計が社会に与える影響、ひいてはものをつくる責任の重さを学ぶ、学生の成長の機会であると同時に、市民・役所・学生がつながり、地域のきずなを強める役割を果たしています。

写真は、日野の冬フェスタ(2014年及び2015年)に出展した作品です。

応用例・用途

  • ストリートファーニチュアデザイン、公園の東屋や公衆トイレなどのデザイン、 学生と市民の共同デザインワークショップなどへの応用が期待できます。
  • 学生への教育的効果、市民と学生の連携にも役立てることができます。