炭化物と微生物による各種環境ビジネスの展開 (環境科学系 吉澤秀二)

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炭化物と微生物による各種環境ビジネスの展開

整理番号:2016-056


研究者名: 吉澤 秀二(Shuji Yoshizawa)
所  属: 理工学部 総合理工学科 環境科学系 教授
専門分野:環境材料、微生物応用
研究者HP: http://www.hino.meisei-u.ac.jp/es/staff/eco-material/
キーワード: 炭化物、バイオトイレ、排水処理、堆肥化システム、農地土壌改良、建築内装材

研究概要

炭化物と微生物の相性が良いことを利用して、バイオトイレ、排水の生物処理、農地への施用、バイオマス廃棄物の堆肥化・飼料化などの微生物媒体として、炭化物を用いる技術開発を行っています。

・自然環境に負荷を掛けないバイオトイレは、その場で排泄物を微生物により分解するトイレです。微生物媒体として炭化物を用いることにより、高い生分解が得られました。多摩動物公園内の4年間の試験において性能を確認しました。現在は、図2のように、ベトナム国鉄車両に搭載して、実証試験を行っています。

・排水処理において、炭化物を生物処理の微生物媒体に用いると、微生物密度が上がり、汚染物質が効率よく生分解します。図3に、排水処理フローを示します。

・炭化物を農地に施用することにより、作物(植物)の育成が促進されます。これは、植物の根に共生する微生物や土壌中の微生物が、大幅に増殖するためです。

・各種利用済の炭化物は、田畑に大量に施用することにより、地中への炭素貯留を行います。これは大気中の二酸化炭素を削減し地球温暖化対策となりうるものです。

応用例・用途

  • 高品質堆肥の開発
  • 炭を微生物担体とした排水処理
  • バイオトイレ

研究設備

  • n200 L 炭化炉
  • n50 L 堆肥化発酵機