建設廃棄物の地盤材料への有効利用技術の開発(建築学部 矢島寿一)

建設廃棄物の地盤材料への有効利用技術の開発

整理番号:2016-079


研究者名: 矢島 寿一(Juichi Yajima)
所  属: 建築学部 建築学科 教授
専門分野:地盤工学、環境地盤工学
キーワード:地盤工学、環境地盤工学

 研究概要

私達の研究室では今まで、清掃工場から排出される溶融スラグと建築解体現場から排出される廃石膏ボードの地盤材料への適用性について検討を行ってきました。その結果、溶融スラグは建設発生土を改良した改良土と混合することで路盤材料や埋設管等の埋戻し材料として利用できることを確認しました。また、廃石膏ボードは半水石膏にすることで建設発生土を改良する際の改良材として利用できることを確認しました。適用事例として、溶融スラグはさいたま市発注道路工事他となっています。廃石膏ボードはNEXCO発注工事他となっています。

定ひずみ圧密試験装置

三軸圧縮試験装置

動的三軸圧縮試験装置

応用例・用途

  • 公共工事等の地盤材料への適用

研究設備

  • 土の物理的性質試験機器
  • 定ひずみ圧密試験装置
  • 三軸圧縮試験装置
  • 動的三軸圧縮試験装置