遠隔操縦や自律移動できるロボットの開発(機械工学系 山崎芳明)

遠隔操縦や自律移動できるロボットの開発

整理番号:2016-029


研究者名: 山崎 芳明(Yoshiaki Yamazaki)
所  属: 理工学部 総合理工学科 機械工学系 教授
専門分野: ロボティクス・メカトロニクス
キーワード: レスキューロボット、宇宙エレベーター、自立移動ロボット

研究概要

本研究室では、無線LANなどを用いた遠隔操縦型ロボット自律移動ロボットの研究に取り組んでいます。 

(1)遠隔操縦型レスキューロボットの開発 ・・・ 震災時に瓦礫の下に残された被災者を発見するレスキューロボットを開発し、毎年5月開催の「ロボカップ レスキュー実機リーグ」で他大学と競い実験評価している。
(2)宇宙エレベーター用クライマーの開発 ・・・ 気球から吊るしたアラミド繊維製のベルトを昇降するクライマーの研究を進めている。2013年の「宇宙エレベーターチャレンジ」では、500mの自律昇降を実現した。
(3)屋外型自律移動ロボットの研究 ・・・ レーザスキャナ、GPS、慣性センサなどで環境を認識する自律移動ロボットを開発し、つくば市で開催される「つくばチャレンジ」にて実験評価を行っている。2012年度は屋外において、180mの自律走行を実現した。

 

写真1:遠隔操縦型レスキューロボット(MeiseiRescueV)

写真1:遠隔操縦型レスキューロボット(MeiseiRescueV)

 

写真2:宇宙エレベーター用クライマー(MSE-Ⅱ)とSPEC2013競技風景

写真3:自律移動ロボット(Bright Star V)とつくばチャレンジ2012競技風景

写真3:自律移動ロボット(Bright Star V)とつくばチャレンジ2012競技風景

 

 応用例・用途

  • 各種ロボットの技術開発(レスキューロボット、マニピュレータ、自律移動ロボットなど)
  • エレベーターなどの各種振動問題に関する技術