人工衛星の光学系に関する研究(電気電子工学系 宮村典秀)

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人工衛星の光学系に関する研究

整理番号:2016-045


研究者名: 宮村 典秀(Norihide Miyamura)
所  属: 理工学部 総合理工学科 電気電子工学系 准教授
専門分野: 航空宇宙工学
キーワード: 小型衛星、補償光学系、リモートセンシング

研究概要

 人工衛星の光学系は打ち上げ振動、軌道上の熱入力による過酷な機械環境、熱環境にさらされる。これらの要因によって、光学系の歪みまたはミスアライメントが起こると光学性能の劣化につながる。従来は、支持構造の強度を上げて精度を維持していたが、質量増加により小型衛星への搭載が困難であること、あるいは剛性をあげるだけでは抑えられない歪みによる性能劣化につながっていた。これらの問題に対して、光の波面補償によって軌道上で光学性能を補正する補償光学技術を主な研究テーマとして、小型衛星搭載センサの大幅な光学性能の向上や,展開望遠鏡や複数衛星による光学系の軌道上再構成への応用を目指している。また、研究成果の宇宙実証を目指し、小型衛星の研究開発にも取り組んでいる。

写真 :  補償光学実験装置

写真 : 補償光学実験装置

応用例・用途

  • 人工衛星によるリモートセンシングの高性能化
  • 複数の小型衛星による観測ミッションへの応用
  • 高い精度が求められる地上の天体望遠鏡など各種光学システムへの応用が期待される

研究設備

  • デフォーマブルミラー
  • 大口径望遠鏡
  • コリメーター