歴史的建造物を地域資源とするまちづくりの提案(建築学部 齊藤哲也)

歴史的建造物を地域資源とするまちづくりの提案

整理番号:2016-085


研究者名: 齊藤 哲也(Tetsuya Saito)
所  属: 建築学部 建築学科 教授
専門分野:建築意匠・歴史、都市デザイン
キーワード:歴史的建造物・産業土木遺産の再生活用、地域活性化、まちのデザイン

研究概要

世代を超えて長く住み続けたいと思える生活環境の創出を目指し、歴史的建造物や産業土木遺産等の既存建造物をはじめ、河川敷や緑地などの自然資源まで、地域資源となり得る対象の発掘から、その再生活用および設計提案を行っている。主な研究テーマとしては、

1)歴史的建造物・産業土木遺産の現存、現況調査および再生活用提案に関する調査研究
)地域資源を活かしたまちのデザインに関するコンサルタントおよび基本設計の提案
)日常生活環境における愛着を感じる場や空間の創出に関する研究

などがある。これまで関わった事例として(1)に関連して、旧青梅街道周辺の歴史的建造物調査(蔵、町屋など)、駒沢配水塔(世田谷区)の再生活用提案、(2)に関連して、青梅織物工業協同組合工場(築100年の織物工場)および関連の建築物の活用計画の提案、(3)に関連して、明星大学キャンパス内における学生の愛着を感じる空間・風景の調査などを行っている。

◆招待講演

「イタリアの近・現代建築と日本への影響」2012年 埼玉県立近代美術館
「青梅市のにぎわい活性化について(市民公開講演)」2011年 青梅市
「世界遺産で注目される20世紀建築」 2009年 世界遺産アカデミー

◆著書

「アルヴァ・アアルト セイナッツァロ役場&夏の家 」, バナナブックス,2014
「アルヴァ・アアルト アアルト邸とアトリエ ― ヘルシンキ 1936,1955」, バナナブックス,2012
「建築史 増補改訂版」, 市ヶ谷出版社, 2010
「過去を活かす保存再生 -第3の道を探る-」, ディテール(155), 彰国社, 2003

応用例・用途

  • 住民に認知されていない歴史的建造物を発掘し、地域の歴史資産として位置づけ、再生活用することで、地域の活性化はじめ、住民の地元への愛着の向上が期待できる。